東山旧岸邸~吉田五十八の建築
1969年に竣工した東山旧岸邸は、近代数寄屋建築の先駆け者として知られる建築家・吉田五十八が設計した晩年の作品である。2021年(令和3年)10月14日付で国の登録有形文化財(建造物)に登録された歴史的建築物である。吉田作品の中で見学できる数少ない作品である。
東名高速・御殿場インターチェンジから程近い、竹林と樹木に囲まれた広大な敷地に建つこの邸宅は、第56代・第57代内閣総理大臣を務…
古来から日本人にとって馴染みの深い「木」は様々な形で利用されている素材です。建築の素材として柔らかくて暖かい「木」の温もりの存在を忘れられた時期もありましたが、近年の建築を見ると様々な場所で「木」が隠れた存在ではなく表舞台に表現された作品を多々見る事が出来ます。そんな「木」と「建築」を撮り集めた新旧写真や画像を絡め様々な話が出来れば良いと思います。敬称略をご了承下さい。